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有限責任監査法人トーマツ(ゆうげんせきにんかんさほうじんとーまつ、英文名称:Deloitte Touche Tohmatsu LLC)は、トーマツグループの一つで、監査、マネジメントコンサルティング、株式公開支援、ファイナンシャル アドバイザリーサービス等を提供する日本で最大級の会計事務所。いわゆる「4大監査法人」の一つ。大蔵省の監査法人の必要性の提言のもと、等松農夫蔵の等松監査や青木大吉の第一公認会計士事務所ほか複数の事務所が合同して設立した。
海外の大手監査法人を指す「big4」の一つ、デロイト トウシュ トーマツ()のメンバーファームであり、「big4」の中で、日本の会計事務所の名前が使用されている唯一の監査法人である。
概要
- 本部 - 東京都港区芝浦4-13-23 MS芝浦ビル
- 包括代表(CEO) - 天野太道
- 主な業務 - 会計監査、IFRSサービス、株式公開支援、ERS、年金コンサルティング、知的財産コンサルティングサービス、ライセンス契約マネジメント、グローバルサービス
- 国内ネットワーク - 札幌、名古屋、大阪、福岡事務所など29カ所
- 連絡事務所 -高崎、長崎など7カ所
- 海外ネットワーク- アメリカ、アジアパシフィック、ヨーロッパ、中東
- 海外駐在員派遣 - ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、北京など約40都市
- 人員 - 2011年(平成23年)6月末日現在6,063名
- 監査関与会社 - 2010年(平成22年)9月末日現在 3,685社
大口クライアント
日経平均採用225社かつ監査報酬が1億円超の会社『上場企業 監査人・監査報酬白書 2012年版』 日本公認会計士協会出版局 2011年12月30日初版発行。
- 素材・エネルギー
- 住友金属工業、関西電力、ユニチカ、DOWAホールディングス、日本碍子
- 食品・アグリ
- 日本たばこ、日本ハム
- エレクトロニクス・情報・通信
- ソフトバンク、電通、スカパーJSAT、パイオニア、GSユアサ、ヤフー、SUMCO
- 自動車・機械
- クボタ、ダイキン工業、横河電機、デンソー、ニコン、千代田化工建設
- 住建・不動産
- 大和ハウス、鹿島建設
- 生活・サービス
- 日本郵船、花王、ヤマトホールディングス、エーザイ、東宝
- 商社・小売り・卸・外食
- 三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、イオン
- 銀行
- 三菱UFJフィナンシャルグループ、新生銀行、三井住友トラスト・ホールディングス、りそなホールディングス、あおぞら銀行、横浜銀行
沿革
- 1968年(昭和43年)5月 - 監査法人等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部事務所設立。
- 1968年(昭和43年)12月 - 監査法人丸の内会計事務所設立
- 1969年(昭和44年)2月 - 監査法人等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部事務所から等松・青木監査法人に名称を変更
- 1969年(昭和44年)8月 - 監査法人西方会計士事務所設立
- 1973年(昭和48年)3月 - 監査法人サンワ事務所設立
- 1974年(昭和49年) - 監査法人誠和会計事務所設立
- 1975年(昭和50年)5月 - 等松・青木監査法人、トウシュ・ロス・インターナショナル(TRI)へ加盟
- 1975年(昭和50年)12月 - 監査法人丸の内会計事務所 東京事務所が同監査法人から分離独立し、監査法人東京丸の内事務所が発足
- 1976年(昭和51年)4月 - 監査法人サンワ事務所と監査法人東京丸の内事務所が合併し、監査法人サンワ東京丸の内事務所が発足
- 1976年(昭和51年)4月 - 監査法人札幌第一会計設立
等松・青木監査法人創立10周年記念パーティー(1978年10月)。左から5人目前列が等松農夫蔵。その右横が[[青木大吉。
- 1983年(昭和58年)5月 - サンアイ監査法人設立
- 1985年(昭和60年)6月 - 監査法人三田会計社設立
- 1985年(昭和60年)9月 - 監査法人サンワ東京丸の内事務所が監査法人サンワ事務所に名称を変更
- 1986年(昭和61年)10月 - 等松・青木監査法人と監査法人サンワ事務所が合併し、サンワ・等松青木監査法人と名称を変更
- 1988年(昭和63年)4月 - 監査法人丸の内会計事務所と合併
- 1988年(昭和63年)10月 - 監査法人西方会計士事務所および監査法人札幌第一会計と合併
- 1990年(平成2年)1月 - デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズ・インターナショナルとトウシュ・ロス・インターナショナルが合併。国際名称をデロイト ロス トーマツ インターナショナル(DRTI)に変更
- 1990年(平成2年)2月 - 監査法人三田会計社と合併し、監査法人トーマツと名称を変更
- 1992年(平成4年)6月 - 国際名称をデロイト トウシュ トーマツ インターナショナル(DTTI)に変更
- 1998年(平成10年)1月 - 国際名称をデロイト トウシュ トーマツ(DTT)に変更
- 2000年(平成12年)6月 - デロイト トウシュ トーマツのインテグレーションステージに参画
- 2001年(平成13年)4月 - サンアイ監査法人と合併
- 2002年(平成14年)7月 - 監査法人誠和会計事務所と合併
- 2002年(平成14年)12月 - デロイトトーマツコンサルティング(株)(現・アビームコンサルティング(株))と資本関係を解消し、完全分離
- 2004年(平成16年)4月 - 英文名称をDeloitte Touche Tohmatsuに変更
- 2009年(平成21年)6月 - 有限責任監査法人として、金融庁において登録がされる
- 2009年(平成21年)7月 - 有限責任監査法人トーマツとして業務開始
出来事
金融庁による処分
- 2006年(平成18年)3月30日 - 法人本体と法人の元社員7名が公認会計士法の規定に基づく処分を受ける。株式会社エムティーシーアイ、株式会社サワコー・コーポレーション、株式会社ナナボシの3件の監査証明に係る審理体制と教育研修体制について法人は戒告を受け、元社員はそれぞれ1ヶ月から3ヶ月の業務停止処分を受けた。
情報漏洩
同法人への損害賠償訴訟
- 前述のナナボシの経営破綻について、ナナボシの管財人がトーマツに対し損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こし、同地裁は2008年(平成20年)4月18日に、訴えを認め、公共工事の受注を装った売上計上を虚偽と見抜くべきだったと指摘、約1,700万円を支払うようトーマツに命じる判決。上場企業の会計監査を巡り、監査法人の過失を認めた判決は前例が無いというhttp://www.asahi.com/national/update/0418/OSK200804180067.html。
外部リンク
- 有限責任監査法人トーマツ
- トーマツグループ
- 税理士法人トーマツ
- トーマツ コンサルティング ホールディングス株式会社
- デロイト トーマツ コンサルティング株式会社
- デロイト トーマツ FAS株式会社
- 株式会社トーマツ環境品質研究所
- トーマツ イノベーション株式会社
- 株式会社トーマツ審査評価機構
- アカウンティング アウトソーシング トーマツ株式会社
- アビームコンサルティング株式会社(旧 デロイト トーマツ コンサルティング株式会社)
脚注