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新婚旅行(しんこんりょこう)とは、結婚したばかりの新婚夫婦二人だけで旅行に出かけること。伝統的な考え方では、新婚旅行において初夜を迎えることになっている。「ハネムーン」ないし「蜜月(みつげつ)」ともいう。

ハネムーンの英語語源


ハネムーンの語源は蜂蜜酒に関連する。古代から中世にかけてのヨーロッパでは、新婚家庭で花婿に精力増強効果が期待され、またはミツバチの多産にあやかって、蜂蜜酒が飲まされた。この約1ヶ月の間、新郎新婦は家から出ずに子作りに励んだという。今日でいうところのハネムーンとは、通例として新婚初夜から数日間は旅行しながら濃厚な休暇を楽しむものとされる。なお日本では、新婚旅行中に出来た子供を「ハネムーンベビー」と呼ぶことがある。『大辞泉』より

日本の新婚旅行に関して



日本初の新婚旅行を行った夫婦は、坂本龍馬夫妻であるとされ薩摩藩家老小松帯刀が新婚時の1856年に行った夫婦での霧島旅行が最初ではないかとの説もある。</ref>、妻のお龍との結婚後の1866年、しばらくは九州薩摩に滞在している<ref>坂崎紫瀾の小説『汗血千里駒』(http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=8866|title=新婚旅行、日本初は小松帯刀?/かごしま探検の会/' title='1883" onclick="window.open(this.href, '_blank'); return false;">http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=8866|title=新婚旅行、日本初は小松帯刀?/かごしま探検の会'>newspaper=[[南日本新聞|date=2008-01-27|accessdate=2010-03-22}}</ref>、妻のお龍との結婚後の1866年、しばらくは九州薩摩に滞在している<ref>坂崎紫瀾の小説『汗血千里駒』(より土陽新聞に連載)において「ホネー、ムーン」(ハネムーン)と表現されている。なお、「ホネー、ムーン」の語は、ロウド・リットン著・丹羽純一郎訳『欧州奇事 花柳春話』(1878年)の中に「ホネームウン」の形で紹介されている。。ただしこれは寺田屋事件で負った傷の治療(湯治)もかねてということである。大正昭和に入ってから、新婚旅行に行く一般大衆も見られるようになった模様だが、第二次世界大戦以降の高度経済成長期までは、専ら日本国内の近場の旅行が多かった。東京都民が熱海の温泉宿で2泊3日程度の旅行をしたなどという話も聞かれる。1967年1972年には、宮崎県への新婚旅行客向けに、大阪宮崎間に臨時急行列車「ことぶき」号が運行された。

1970年代以降には、産業経済の発展に伴う所得水準の向上などもあり、急速に海外指向が増大し、アメリカ合衆国ハワイなどへの海外旅行も多く見られた。1980年代より、インドネシアグアムフィリピンといった東南アジア方面も人気を集め、1990年代からはオーストラリアヨーロッパ方面も人気である。アジア方面では中国韓国台湾なども、文化的な親近感と観光開発の進行で人気を集めている。エジプトなどの中東方面も文化的な名所の多さから人気があったものの、1990年代半ばよりしばしば発生しているテロの関係で、2000年代では人気に陰りも見られる。また、新婚旅行先として日本国内を選ぶ層も、今では北海道沖縄に行くケースが多い。

特に1990年代から2000年代では、円高の進行は海外渡航傾向を後押ししており、豪華客船世界一周や豪華な大陸横断鉄道による列車の旅などといった多様化・高級化・長期化も見られる。ただその一方で、長引く平成不況の景気低迷で、いわゆる地味婚に関連した、新婚旅行は未定期延期という新婚家庭も見られる。またできちゃった結婚の増加も、微妙に新婚旅行の傾向に影響を及ぼしている。

だがその一方で、団塊の世代(第一次ベビーブーマー)やその世代よりも前の世代の夫婦などのような、経済的な問題や多忙が原因であまり豪華な新婚旅行が出来なかった世代が、実現出来なかった「豪華な新婚旅行」を取り戻すべく、2000年代より定年退職後のあり余る余暇を利用しての豪華旅行を行うといった風潮も見られ、熟年夫婦や老年夫婦の旅行も増加傾向である。旅行会社側もこれに対応し、1人数百万円という豪華パック旅行までもを企画・提供している。

脚注


関連項目


  • 成田離婚
  • マスカット・ムーン(バブル期に当時の若者の間に流行した初体験=初めての性行為旅行。飯島直子出演ドラマのタイトルにもなった)



観光の形式
結婚



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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