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急性ストレス障害(きゅうせいストレスしょうがい、Acute Stress Disorder、ASD)とは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と似たような症状を起こすが、主に生死に関わるような要因でトラウマ(心的外傷)を経験した後、これによる神経症の症状が数時間、数日から4週間以内に自然治癒する一過性の障害を指す。ICD10における名称は、急性ストレス反応とされている。この反応についての最初の記述は、ウォルター・B・キャノンが1923年の著書『外傷性ショック』(Traumatic Shock)の中で、様々なストレスに対するアドレナリンの緊急反応について論じたものである。

症状が4週間以上続く場合、PTSDを考慮する。

症状


主な症状は、以下の3つである。

追体験
フラッシュバックとも言う。トラウマの原因となった出来事が繰り返しはっきりと思い返されたり、悪夢を見たりする症状。
回避
トラウマ(心的外傷)に関する出来事や、関連する事柄を避けようとする傾向。
過覚醒
神経が高ぶった状態が続き、不眠や不安などが強く現れる症状。

他に多動傾向など。

治療法・予後


  • 4週間以内の短期間の薬物治療心理療法が用いられることがある。
  • 予後は良好で時間の経過とともに快癒することが多いが、場合によってはPTSDへと発展することがあるため、慎重な経過観察が重要である。

関連項目



不安障害
異常心理学
神経症性・ストレス関連及び身体表現性障害



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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