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小田部 雄次(おたべ ゆうじ、 1952年 - )は、日本の歴史学者、静岡福祉大学教授。専攻は日本近現代史(皇室制度・華族制度)。
略歴
東京に生まれ、茨城県水戸市に育つ。1985年立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。立教大学非常勤講師・静岡精華短期大学助教授、2002年教授、2004年現職。専攻は日本近現代史で、立教大学では粟屋憲太郎に師事し日本ファシズムを研究し、その過程で内務官僚松本学の日記や安岡正篤書簡を通じて学習院赤化事件や革新華族の存在に注目する。
その後、『徳川義親日記』を通じて華族制度史への研究へ移り、華族財産や家宝の売却過程に関する研究も行う。さらに共同通信社会部長・宮内庁記者の高橋紘の紹介で旧皇族妃梨本伊都子の日記を読み、宮中と女性などをテーマに皇族研究を行う。
著書
単著
- 『徳川義親の十五年戦争』(青木書店、1988年)
- 『梨本宮伊都子妃の日記 皇族妃の見た明治・大正・昭和』(小学館、1991年/小学館文庫、2008年)
- 『むかし戦争があった』(小学館、1995年)
- 『ミカドと女官 菊のカーテンの向う側』 (恒文社、2001年/扶桑社文庫、2005年)
- 『雅子妃とミカドの世界 伝統と新風 皇室のいま』 (小学館文庫、2002年)
- 『四代の天皇と女性たち』 (文春新書、2002年)
- 『家宝の行方 美術品が語る名家の明治・大正・昭和』(小学館、2004年)
- 『華族 近代日本貴族の虚像と実像』 (中公新書、2006年)
- 『華族家の女性たち』 (小学館、2007年)
- 『李方子 一韓国人として悔いなく』 (日本評伝選:ミネルヴァ書房、2007年)
- 『天皇・皇室を知る事典』 (東京堂出版、2007年)
- 『皇族に嫁いだ女性たち』 (角川選書、2009年)
- 『皇族 天皇家の近現代史』 (中公新書、2009年)
- 『皇室と静岡』 (静岡新聞社「静新新書」、2010年)
- 『昭憲皇太后・貞明皇后』 (日本評伝選:ミネルヴァ書房、2010年11月)
- 『天皇と宮家 ― 消えた十一宮家と孤立する天皇家』(新人物往来社、2010年12月)
- 『昭和天皇と弟宮』 (角川書店、2011年5月)
共編著
- (粟屋憲太郎)『資料日本現代史 9 二・二六事件前後の国民動員』(大月書店、1984年 )
- (岡部牧夫)『華族財産関係資料』 (不二出版、1986年)
- (林博史・山田朗)『キーワード 日本の戦争犯罪』(雄山閣出版、1995年)
日本の歴史学者
日本近現代史の歴史学者
静岡福祉大学の教員
茨城県出身の人物
1952年生
存命人物