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声楽(せいがく)とは器楽の対語であり、人声を中心とした音楽を指す。通常、浪曲演歌は含まない『新明解国語辞典』(2010)

概要


人間の声によって人生の哀歓や悲壮美・崇高美などを聴衆に感じさせる音楽分野である。本来的には西洋音楽の用語であり、器楽に対して人間の声による音楽を指す『旺文社国語辞典』(1965)。 

西洋音楽における声楽


うた歌曲合唱曲オペラカンタータなど人間の声による音楽であり、しばしば楽器伴奏が加わる。声楽を専攻し、生業としている音楽家声楽家と呼ぶが、この用語は主にクラシック音楽歌手を指して用いられる。なお、人声があってもベートーヴェン第9交響曲「合唱付き」グスタフ・マーラー交響曲のように、関心が器楽的演奏に向けられている場合は声楽曲とはよばない石多(2004)

声種


声の音域による区別を声種という。

声の性格


声楽の種類


伝統的な日本音楽における声楽


声楽は、伝統的な日本音楽(邦楽)において、その大部分を占めている薦田(1990)p.116。日本音楽における声楽は、「歌いもの」と「語りもの」に大きく分けられる。「歌いもの」は、旋律やリズムなど、その音楽的要素が重視される楽曲であるのに対し、「語りもの」は詞章が何らかの物語性をもつ楽曲であり、語られる内容表現に重点が置かれる音楽である

脚注



注釈



参照

参考文献


  • 松村明山口明徳和田利政編『旺文社国語辞典』1965年2月。ISBN 4-01-077566-8
  • 薦田治子「平曲の旋律-〈卒塔婆流〉」山川直治編集『日本音楽の流れ』音楽之友社、1990年7月。ISBN 4-276-23439-0
  • 石多正男「声楽」小学館編『日本大百科全書』(スーパーニッポニカProfessional Win版)小学館、2004年2月。ISBN 4099067459
  • 山田忠雄ほか編『新明解国語辞典』三省堂、2010年1月。ISBN 978-4-385-13144-3


*せいかく

音楽用語



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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