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元麻布(もとあざぶ)は、東京都港区の地名。現在の町名では、元麻布一丁目から元麻布三丁目までで構成される。
概要
隣接する南麻布と同じく江戸時代は街外れで農耕地、雑木林、町屋、大名、小名の下屋敷からなる閑散とした地域であった。明治より大正時代にかけて町づくりが成され、太平洋戦争終結後は国際的な盛り場として発展していく六本木至近ということや他所から移動した大使館が加わった事もあいまって徐々に今日の国際色豊かな都心の高級住宅街へと変貌を遂げていった。
歴史
町名は江戸時代、麻布村の中心地であったことに由来する。現在のところ、文献に「あざぶ」の名が登場するのは、戦国時代末期の1559年(永禄2年)、小田原の北条氏(後北条氏)の軍役賦課台帳、「小田原衆所領役帳」に「阿佐布」とあるのが最初とされている。江戸時代に入っても「安座部」「浅府」「浅生」「麻生」など様々な表記が混在していたが、江戸中期の明暦年間に至り、ようやく「麻布」の表記が定着した。当時、この地で麻布(あさぬの)の生産が盛んだったからとも言われるが、定かではない。かつては、アイヌ語由来説も唱えられたが、現在では否定されている。
住居表示実施前後の町名の変遷
に施行された「住居表示に関する法律」に基づき、、麻布地区の町名を再編、麻布西町の全域、麻布宮村町、麻布三軒家町の大半、麻布本村町の北半分に、麻布一本松町、麻布桜田町、麻布山元町の各一部を合わせ、「元麻布」となった。
施設・名所
- 元麻布一丁目
- 元麻布二丁目
- 麻布中学校・高等学校
- カタール大使館
- マダガスカル大使館
- アルゼンチン大使館
- スロバキア大使館
- 二本松坂
- 狸坂
- 元麻布三丁目
- 港区立南山小学校
- 中華人民共和国大使館 - 大東亜戦争以前までは満州国大使館であった今尾恵介 「失われた地名を手がかりに東京町歩き」 特集・東京の地名 町それぞれの物語 『東京人』(都市出版株式会社) 第20巻第5号 平成17年5月3日発行
- 麻布消防署
- リトアニア共和国大使館
交通
脚注
外部リンク
- 麻布地区の旧町名由来 (有栖川宮公園設置) 平成18年 港区