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佐野 眞一(さの しんいち、1947年1月29日 - )は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。
来歴・人物
東京都出身。都立墨田川高校、早稲田大学第二文学部社会専修卒業後、勁文社の編集者となる。1971年12月、当時の怪獣ブームの中で編集を担当した『原色怪獣怪人大百科』が大ヒットとなる。組合問題で同社を退社してからは、業界紙記者を経てフリーのノンフィクション作家となり、精力的に作品を発表している。1997年、「旅する巨人─宮本常一と渋沢敬三」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。2009年、「甘粕正彦 乱心の曠野」で第31回講談社ノンフィクション賞受賞。
開高健ノンフィクション賞選考委員(第一回(2003年)より)。
著書
- 雄琴トルコ街、東南アジア売春ツアーなどのルポ
- 現代を射とめる企業家たち 日本経済新聞社 1983年、三笠書房・知的生き方文庫 1987年
- 官僚、冬の時代 プレジデント社 1985年
- ニュータウン流通戦争 日本経済新聞社 1985年
- 業界紙諸君! 中央公論社 1987年、ちくま文庫 2000年
- 地方紙帝国の崩壊 「秋田魁新報」事件の真相! JICC出版局 1988年
- 昭和虚人伝 文藝春秋 1989年/「あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝」、ちくま文庫 1999年
- 紙の中の黙示録-三行広告は語る (文藝春秋 1990年、新版ちくま文庫 2003年)
- 新聞の三行広告を中心に取り上げた。
- 遠い「山びこ」― 無着成恭と教え子たちの四十年
- 日本のゴミ 豊かさの中でモノたちは (講談社 1993年、ちくま文庫 1997年)
- 巨怪伝─正力松太郎と影武者たちの一世紀(文藝春秋 1994年、文春文庫上下 2000年)
- 予告された震災の記録 (朝日新聞社:新書Asahi news shop、1995年)、緊急ルポ
- 人を覗にいく (TBSブリタニカ 1995年、ちくま文庫 2002年)
- 日本映画は、いま―スクリーンの裏側からの証言 (TBSブリタニカ 1996年)
- 旅する巨人─宮本常一と渋沢敬三(文藝春秋、1996年、文春文庫 2009年4月) ISBN 4-16-734008-9
- 大往生の島 (文藝春秋 1997年、文春文庫 2006年)
- カリスマ-中内功とダイエーの「戦後」 (日経BP社、1998年、増補版.新潮文庫上下 2001年、ちくま文庫上下 2009年)
- 『日経ビジネス』に連載。中内から事実無根として提訴されたが、後に訴えを取り下げ。
- 元内閣総理大臣小渕恵三をあつかう。
- 出版不況の構造を分析、更に続編の『延長戦』が書かれた。
- だれが「本」を殺すのか part.2(延長戦) プレジデント社 2002年 主に講演・対談集。
- だから、僕は、書く。 (佐野眞一の10代のためのノンフィクション講座 1(総論篇) 平凡社 2003年)
- だから、君に、贈る。 (佐野眞一の10代のためのノンフィクション講座 2(実践篇) 平凡社 2003年)
- てっぺん野郎-本人も知らなかった石原慎太郎 (講談社、2003年)
- 増補版 「誰も書けなかった石原慎太郎」 (講談社文庫、2009年) ISBN 4-06-276247-1
- 小泉純一郎-血脈の王朝、(文藝春秋 2004年)
- *改訂版「小泉政権-非情の歳月」 (文春文庫 2006年) ISBN 4-16-734007-0
- 里見甫を取り上げた一作。
- 甘粕正彦 乱心の曠野 (新潮社 2008年、増補版 新潮文庫 2010年)、講談社ノンフィクション賞
- 『阿片王』の続編。大杉事件の真相とその主犯とされた甘粕正彦の人間像に迫る。
- 響きと怒り 事件の風景・事故の死角 日本放送出版協会 2005年
- *増補版 「クラッシュ 風景が倒れる、人が砕ける」 新潮文庫 2008年 ISBN 4-10-131639-2
- 枢密院議長の日記(講談社現代新書、2007年) ISBN 4-06-287911-5
- この国の品質 (ビジネス社 2007年)、ルポルタージュ集 ISBN 4-8284-1391-X
- 沖縄-だれにも書かれたくなかった戦後史(集英社インターナショナル、2008年) ISBN 4-7976-7185-8/集英社文庫(上下)、2011年7月
- 主に占領期・米軍統治下の沖縄県警の活動、琉球ヤクザ間の闘争、勃興した事業家たち、沖縄芸能の系譜などを探求した本。
- 目と耳と脚を鍛える技術 (ちくまプリマー新書、2008年)、百冊のブックガイド付。ISBN 4480687963
- 新忘れられた日本人 (毎日新聞社、2009年7月)、ルポルタージュ集
- ドキュメント 昭和が終わった日 (文藝春秋、2009年10月) ISBN 4163717900
- 増補版 「昭和の終わりと黄昏ニッポン」(文春文庫、2011年10月)
- 鳩山一族-その金脈と血脈 (文春新書、2009年11月) ISBN 4166607308
- 畸人巡礼怪人礼讃 新忘れられた日本人2 (毎日新聞社、2010年7月)、ルポルタージュ集
- されど彼らが人生 新忘れられた日本人3 (毎日新聞社、2011年6月)、同上
- 津波と原発――ルポ・東日本大震災 (講談社、2011年6月)、緊急出版、大型ルポ
- 怪優伝――三國連太郎・死ぬまで演じつづけること (講談社、2011年11月)
- あんぽん-孫正義伝 (小学館、2012年1月)
- 劇薬時評 テレビで読み解くニッポンの了見 (筑摩書房、2012年1月)
共編著
- 出版ルネサンス (共著) 長崎出版、2003年
- 宮本常一 旅する民俗学者 Kawade道の手帖:河出書房新社、2005年 ISBN 4309740014
- メディアの権力性 ジャーナリズムの条件:岩波書店、2005年
- 戦後戦記 中内ダイエーと高度経済成長の時代 平凡社、2006年 ISBN 4582824463
- 上海時間旅行 蘇る“オールド上海”の記憶 山川出版社、2010年-10名の論考と写真多数。
- 言葉に何ができるのか 3.11を超えて(和合亮一共著) 徳間書店、2012年3月
関連項目
外部リンク
日本のジャーナリスト
日本のノンフィクション作家
日本の編集者
東京都出身の人物
1947年生
存命人物