遺言について考える
民法
相続
遺贈
遺書
遺言の方式の準拠法に関する法律
相続税法
遺留分
争族
贈与
遺言
全ての人に訪れる死。訪れる前に大切な人へのメッセージをしっかりと残しておきたいと思います。
お勧めリンク
商品検索
商品リンク 遺言 民法 相続 遺贈 贈与 相続税法 日本民法 遺言書
五味 康祐(ごみ やすすけ、1921年12月20日 - 1980年4月1日)は日本の小説家。通称康祐(こうすけ)。本名は康祐(やすすけ)と自称するも、『五味康祐の世界展』添付年譜によると幼名は欣一あるいは欣吾であり、明治大学在籍時の資料によると本名は五味 欣一であるという明治大学:明治ですから!:大学史の散歩道:芥川賞作家・五味康祐―小林秀雄の講義に感銘―。
剣豪を扱った歴史・時代小説を始め数々の作品を発表。特に柳生十兵衛など柳生一族を扱った作品で知られており、「五味の柳生か、柳生の五味か」と評された。
経歴
旧制府立第三中学(現・大阪府立八尾高等学校)を経て1942年に第二早稲田高等学院中退、徴用逃れのため1943年に明治大学専門部文芸科本科入学、この頃日本浪漫派の影響を受ける。学徒出陣で中国大陸を転戦し、敗戦後南京で捕虜として過ごした後、1946年に復員し、保田與重郎に師事する。この間、1945年5月に明治大学専門部を除名となる。
1947年に亀井勝一郎を頼って上京、東京都三鷹市に住み、太宰治・男女ノ川登三と共に「三鷹の三奇人」と呼ばれる。1948年11月、亀井勝一郎から破門を受ける。1949年、歌人前川佐美雄の妻の妹と結婚。1950年には神戸で放浪生活を送り、覚醒剤中毒で入院。さまざまな職を経て、1952年に再び上京、新潮社の社外校正をしながら小説を『新潮』に投稿した。編集長・齋藤十一の推薦で、ドビュッシー「西風の見たもの」を聴いて着想した『喪神』が1952年12月号の「同人雑誌推薦新人特集」に掲載され1953年、第28回芥川賞を受賞。『喪神』はその年に大映で映画化される。その後は『柳生連也斎』など独特の時代小説を発表し1956年、『週刊新潮』創刊から『柳生武芸帳』を連載して人気を博した。日本浪曼派の影響の濃い、剣の達人の持つ精神性の表現と、格調高い文体で高く評価されている。色川武大に先んじて本格的な麻雀小説を書いた。
カーマニアとしても知られていたが、1961年5月に飲酒運転で逮捕。1964年1月31日には、三重県鈴鹿市の国道1号線で自家用車を運転中にトラックと正面衝突を起こし内臓破裂などで一時重体となった。1965年7月24日には、脇見運転とスピード違反により、名古屋市で60歳の女性とその孫の6歳の少年を轢き殺し、逮捕される。このとき、志賀直哉、川端康成、小林秀雄、井伏鱒二、井上靖、三島由紀夫、柴田錬三郎、水上勉、亀井勝一郎、保田與重郎が連署で執行猶予を乞う上申書を裁判所に提出し、1966年、五味は禁固1年6月、執行猶予5年の有罪判決を受けた。
クラシック音楽やオーディオの評論家としても名高く、『西方の音』、『オーディオ巡礼』などの著書がある。2007年に遺品のオーディオ機器とLPレコードのコレクションなどが東京都練馬区に譲渡され、レコードコンサートが開催されている五味康祐氏のオーディオによる名盤レコードコンサート(2009年1月24日) 練馬区公式ホームページ内 2010年2月1日原田勲「五味康祐先生のオーディオ」『文藝春秋』2009年2月号、pp.83-85.。
手相や観相学、麻雀にも造詣が深く、『五味手相教室』や『五味人相教室』『五味マージャン教室』などの著作を残している。
著書
- 秘剣 新潮社 1955 「喪神」を含む
- 「喪神」--『芥川賞全集 第5巻』(文藝春秋)、『秘剣・柳生連也斎』(新潮文庫)所収
- 柳生連也斎 新潮社 1955 のち文庫
- 剣法奥儀 文藝春秋新社 1956 のち文庫、徳間文庫
- 『柳生武芸帳』新潮社、1956-59 のち文庫、文春文庫
- 徳川幕府初期における柳生宗矩と一族による陰謀を描いている。1956年の『週刊新潮』創刊から1958年まで連載、同時期連載の柴田錬三郎『眠狂四郎無頼控』と並んで人気を博し、剣豪小説、武芸帳というジャンルのブームを導いた。単行本7巻に及ぶ長編で、未完のまま終わっている。
- 二人の武蔵 新潮社 1957 のち角川文庫、徳間文庫、文春文庫
- 麻薬3号 文藝春秋新社 1957
- スポーツマン一刀斎 新潮社 1957
- 風流使者 新潮社 1959 のち集英社文庫、徳間文庫
- 薄桜記 新潮社 1959 のち文庫
- 乱世群盗伝 文藝春秋新社 1959 のちケイブンシャ文庫、徳間文庫
- 女無用 反町大膳秘伝書 文藝春秋新社 1959 のち集英社文庫
- 八百長人生論 角川書店 1960
- 剣聖深草新十郎 新潮社 1960 のち徳間文庫
- 色の道教えます 正続 新潮社 1961-64 のち集英社文庫、徳間文庫
- 指さしていふ 妻へ 集英社 1962
- うるさい妹たち 講談社 1963(ロマン・ブックス)
- 陽気な殿様 文藝春秋新社 1963 のち文庫
- 一刀斉いろいろ人生譚 日本文華社 1964(文華新書)
- 剣には花を 双葉新書 1964 のち河出文庫、徳間文庫
- 如月剣士 日本文華社 1965(文華新書) のち徳間文庫
- 五味マージャン教室 運3技7の極意 光文社 1966(カッパ・ブックス)
- 自日没 文藝春秋 1967 「刺客」文庫
- 紅茶は左手で 毎日新聞社 1967
- 暗い金曜日の麻雀 秋田書店 1967(サンデー新書)
- 剣術プロモーター 不知火隼人武芸記 日本文華社 1967(文華新書)
- 密偵ワサが来た 文藝春秋 1967 のち文庫
- 妖剣記 日本文華社 1968(文華新書)
- 西方の音 新潮社 1969(「五味康祐音楽巡礼」) 「五味康祐オーディオ遍歴」新潮文庫
- まん姫様捕物控 新潮社 1969 のち徳間文庫
- 女のからだは二度燃える 文藝春秋 1969(ポケット文春)
- 柳生秘剣 新潮社 1969
- 五味人相教室 顔が表わす男女のシンボル 光文社 1969(カッパ・ブックス) のち文庫
- 無刀取り 新潮社 1970 のち河出文庫
- 斬るな彦斎 幕末必殺剣 サンケイ新聞社 1970 『人斬り彦斎』勁文社文庫、徳間文庫
- ザ・おんな刑事 集英社 1971 のち文庫
- 無明斬り 新潮社 1972 のち河出文庫
- 興行師一代 新潮社 1973
- 麻雀一刀斎 グリーンアロー出版社 1974(グリーンアロー・ブックス)
- 雨の日の二筒 グリーンアロー出版社 1975 のち広済堂文庫
- 色がたり 大和出版販売 1975
- 色は匂へど 光文社 1975
- 天の声 西方の音 新潮社 1976
- 五味オーディオ教室 ごま書房 1976
- 五味マージャン大学 10戦9勝の奥義 青春出版社 1976(プレイブックス) 「麻雀武芸帳」青春best文庫
- 川上哲治が泣いた グリーンアロー出版社 1978
- 柳生宗矩と十兵衛 文藝春秋 1978 のち文庫
- 五味手相教室 あなたには、どんな幸せが待っているか 光文社 1978(カッパ・ブックス)
- 一刀斎の観相学的おんな論 サンケイ出版 1980
- 人間の死にざま 新潮社 1980
- 五味康祐オーディオ巡礼 ステレオサウンド 1980(SS選書)
- 小説長島茂雄 五味一刀斎が贈る惜別の詩 光文社 1980(カッパ・ノベルス) のち文庫
- いい音いい音楽 読売新聞社 1980
- 柳生天狗党 祥伝社 1981(ノン・ノベル) のち徳間文庫
- 作品集
- 五味康祐選集 全11巻 徳間書店 1966-67
- 『五味康祐代表作集(全十巻)』新潮社 1981年
- 没後復刊
- 剣 其の弐 1985(ケイブンシャ文庫)
- 十二人の剣豪 文春文庫 1986
- 柳生稚児帖 徳間文庫 1987
- 黒猫侍 徳間文庫 1987
- 真田残党奔る 文春文庫 1987
- 秘玉の剣 1987(ケイブンシャ文庫) のち徳間文庫
- 国戸団左衛門の切腹 1987(ケイブンシャ文庫) のち徳間文庫
- 柳生十兵衛八番勝負 徳間文庫 1988
- 不知火隼人武辺帖 徳間文庫 1988
- 一刀斎忠臣蔵異聞 1988(ケイブンシャ文庫) のち文春文庫
- 上意討ち 徳間文庫 1988
- 兵法柳生新陰流 徳間文庫 1989
- いろ暦四十八手 文春文庫 1989
- 剣法秘伝 徳間文庫 1989
- 神妙剣音無しの構え 徳間文庫 1990
- 掏摸名人地蔵の助 徳間文庫 1991
- 一刀斎は背番号6 ファラオ企画 1992
- ベートーヴェンと蓄音機 角川春樹事務所 1997(ランティエ叢書)
- 柳生十兵衛 時代小説英雄列伝 中公文庫 2003
出典
関連項目
日本の小説家
芥川賞受賞者
日本のオーディオ評論家
大阪府出身の人物
1921年生
1980年没