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ロマンス諸語インド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスク語群に属する言語のうち、ラテン語の口語である俗ラテン語に起源をもつ言語の総称である。ロマン諸語ロマンス語ロマン語とも言う。

。。また、ラテン・ファリスキ語群のことをロマンス語群、イタリック語派のことをロマンス語派と言うこともある。

方言連続体についての論議の際、しばしばロマンス系諸語の近似性について言及される。これは近代言語学の父・フェルディナン・ド・ソシュール一般言語学講義の中でフランス語イタリア語は一つの方言連続体であり、「明確な境界線を引くことは難しい」と記している事からも窺える。ロマンス諸語は個々の言語である前にラテン語方言であるともいえる。

分類について


系統図(Atlas of Romance languages、2001)
言語学的にはロマンス語は、俗ラテン語を祖とする諸言語という以上の意味合いは持たず、その分類は極めて政治的に行われてきた。近年になって分類法に関する学術的な検証が行われ始めたに過ぎず、言語系統についての議論は絶えない。イタロ・西ロマンス語やガロ・イベリア語などの細分化された分類についてはまだ確定されたものではない事に注意する必要がある。

系統図








注意点


  • 「Koryakov Y.B. Atlas of Romance languages. Moscow, 2001」に基づく。
  • ラテン人の言語であったラテン語は時代によって古ラテン語古典ラテン語(標準ラテン語)、俗ラテン語中世ラテン語教会ラテン語などに分類される。
    • ラテン語に関する総論については「ラテン語」の項目を、個々の種類についてはそれぞれの記事を参照。
  • ダルマチア語の分類については諸説が存在する。

言語分類表


イタリアの方言。黄色~薄黄緑の部分がガロ・イタリア語圏。なお、tirolese (茶色、[[ドイツ語の一種)、sloveno (灰色、スロベニア語)だけはロマンス諸語に含まない。フランスの方言。南仏一帯に広がる赤~桃色の部分がオック語圏。なお、紫色の各言語のうち、flamand, francique, alsacien, breton, basque は系統が異なり、ロマンス諸語に含まれない。
ベルギーの[[ワロン地域における方言。赤系色の部分がワロン語圏。スペインの言語。

バスク語だけは系統が全く異なり、ロマンス諸語に含まれない。
バルカン半島周辺の方言。ルーマニア語(緑)、アルマーニア語(桃)。

西・南ロマンス語


東ロマンス語


関連項目


外部リンク



イタリック語派
諸語
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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