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ロシア連邦は83の連邦構成主体に分かれるが、そのうちの1つであるユダヤ自治州だけが自治州(, )を称する。ユダヤ自治州は、ロシア各地に分散して住むユダヤ人に対し、公用語が通用する独自の領域を形式上与えるために創設された。

ロシア連邦憲法66条3項では「自治州、自治管区の立法機関および執行機関の提案により、自治州、自治管区に関する連邦的法律を制定することができる」と定められているが引用:体制移行諸国における地方制度に関する調査研究報告書 (日本財団図書館)より、このような法律が制定された事例はない。

ソ連時代の自治州


旧ソ連時代のロシア・ソビエト連邦社会主義共和国(ロシアSFSR)では、ナーツィヤ(民族)、ナロードノスチ(亜民族)、プレーミャ(種族)という民族集団の規模や自立度の階層に応じて三段階の民族自治体があり、段階が下がるにつれて自治権は小さくなっていた佐藤優 『国家論』p142-p144 、NHKブックス、2007年発行 ISBN 978-4-14-091100-6。国民国家を形成できる規模とまとまりの民族(ナーツィヤ)による自治共和国(自治ソビエト社会主義共和国、ASSR)、国家を持つには至らないまとまった民族(ナロードノスチ)による自治州(AO)、そして先住の小さな民族(プレーミャ)による自治管区である。1920年代以降、少数民族が住む各地に自治州が創設された。

ソ連崩壊後、ロシアSFSRの範囲に誕生したロシア連邦では、各自治共和国は「共和国」として、また自治管区も独立した連邦構成主体としての自治管区として引き継がれた。

一方、ソ連時代の自治州のうち、アディゲアルタイカラチャイ・チェルケスハカスはソ連崩壊前後に共和国となり、現在のロシア連邦ではユダヤ自治州しか自治州は残っていない。

1986年当時ソ連国内にあった8つの自治州の一覧

脚注

関連項目



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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