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リストカットとは、手首を切る自傷行為をいう。略してリスカと言われることがあり、若年層の間ではこの表現が多用されている赤城高原ホスピタル 【 自傷行為関連英語学 】。
概説
手首 (wrist) を切る (cut) ことから造られた和製英語である。英語でもこの用語が使われることもあるが、英語ではcut(切断する)の代わりにslash(切りつける)を使うことが多い。病名として「リストカットシンドローム(手首自傷症候群または手首自傷症症候群)」と呼ばれることもあるが、自傷行為そのものが病気としては一般認知されないため暫定的な呼称である。自傷行為全般を指して言うこともある。
日本ではリストカットを略して「リスカ」と、リストカットをする者の事は「リストカッター」または「リスカー」と呼ぶことがある。また、日本では腕を傷つけることをアームカット(arm cut、略して「アムカ」)、脚を傷つけることをレッグカット(leg cut、略して「レグカ」)という。
原因と治療
境界性パーソナリティ障害、統合失調症、解離性同一性障害などを背景とする場合もあり、その場合はそれらの疾患の治療が中心である。そうした診断が下されない場合の治療は、欧米では認知行動療法が主体であり、また味付けとして薬物療法が行われるが、治療抵抗性が高くなかなか治りにくい。また自己申告をする例は極めて少なく、本人が誰にも見られないように行為に及ぶ事例がほとんどである。ほとんどのリストカッターは、怒りや不満を、ふつうは他者への攻撃やモノへの破壊行為につながるが、自らを傷つけることでストレスを解消しようとする。また、自らの体から血が流れる光景をみることで、自らの「生」を視覚的に確認できるために行うが、他者に行動をゆだねて他者の攻撃行為を支配するマゾヒズムとも異なる。ウツ同様、他者に不満をもらしにくい、いわば「日本人の美徳」のような性格を持つ人がなりやすい。
リストカットは、ドラッグやアルコールに比べ害は少ないが、回数や頻度が多すぎると血中のヘモグロビン等が不足してしまい、常に酸素濃度の低い状態になり、死にも至るケースがある。そのため、内科的な治療も必要になる。
脚注
関連項目