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モゼル県(Moselle)は、フランス北東部、ロレーヌ地域圏の県である。
地理
ムルト=エ=モゼル県、バ=ラン県、ドイツ及びルクセンブルク大公国と国境を接する。
歴史
モゼル県はフランス革命当時の83県の一つであったが、フランスが普仏戦争に敗れた後のフランクフルト条約でドイツにその大部分が割譲された。この際にザールブリュッケン(フランス語名サールブリュック)とザールルイ(フランス語名サールルイ)がドイツ領となった。第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約で、ロレーヌ地域圏の領土がフランスに返還されたが、この中にはモゼル県の大部分とムルト県の一部が含まれていた。これらの地域は占領下で結びつきを強めていたため、返還されたこれらの領土を新たにモゼル県とし、現在に至る。モゼル県は第二次世界大戦でも一時期ドイツに占領されていたが、戦後フランスに返還された。
文化
モゼル県の言語境界
行政上のモゼル県は、ロレーヌ地域圏を構成する2つの文化圏の上にまたがっているため、モゼル県全体は均質的な文化を持っていない。ロレーヌ・ティオワ語(fr)は、最近ではドイツ語またはドイツ語の方言とみなされており、ロレーヌ・フランス語はラテン語方言とみなされている。この2言語の言語境界(fr)は、ほぼ等しく県を二分している。西はメスを中心としたラテン語のモゼル県、東はアルザス、ドイツ、ルクセンブルクと接するドイツ語のモゼル県である。
外部リンク