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ムーア人()は、北西アフリカのイスラム教教徒の呼称。主にベルベル人を指して用いられる。
語源
ローマ時代に北西アフリカの住民(ベルベル人)をマウハリムと呼んだことに由来する。マウハリムはフェニキア人の言葉で「西国の人」を意味する。7世紀以降には北アフリカのイスラム化が進み、イベリア半島に定着したアラブ人やベルベル人は原住民からモロと呼ばれるようになる。次第にモロはアラブ、ベルベル、トルコを問わずイスラム教徒一般を指す呼称となり、レコンキスタ以降は再び北西アフリカの異教徒住民を指すようなる。
ムーア人の横顔
はちまきを巻いた『ムーア人の横顔』は、フランスのコルシカ島とイタリアのサルデーニャ島の旗になっている。コルシカ島の島旗にムーア人の横顔を採用したのは、コルシカの英雄パスカル・パオリである枻出版社『フランスの旅 No.6』。コルシカの旗
サルデーニャの旗
関連項目
- サラセン人
- ムーア文化
- モロ族
- モーリタニア
- スリランカ・ムーア人(マラッカ人)
- カール・マルクス(親しい人との間のあだ名がムーア人)
- ルドヴィーコ・スフォルツァ(通称「イル・モーロ」)
- ウィリアム・シェイクスピア:『オセロ』
- ヘンリー・パーセル:『アブデラザール、またはムーア人の復讐』Z.570
- ヨハネス2世コムネノス(容姿がムーア人に似ていたため。ムーア人というあだ名があった)
参考文献
- 『人類大図鑑』- ロバート・ウィンストン(2006年,ISBN 9784777051670)
脚注