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ブレーメン州は、ドイツ連邦共和国を構成する連邦州の一つ。正式名称は自由ハンザ都市ブレーメン (Freie Hansestadt Bremen) である。
地理
ハンブルク市と同様に、中世以来の自由都市としての地位を現代まで維持している。
現在、ブレーメン州はブレーメン市と、北海へと注ぐヴェーザー川の河口に位置する同市の外港ブレーマーハーフェン市の2市からなる。
歴史
- 782年 - ブレーメンが歴史記録に登場。
- 787年 - ブレーメン司教座が置かれる。
- 1186年 - 神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世が、ブレーメンに自由都市の特許を与える。
- 1358年 - ハンザ同盟に加盟。
- 1404年 - 騎士ローラント像が完成。
- 1405年 - 市庁舎完成
- 1648年 - ヴェストファーレン条約(三十年戦争)によってスウェーデンに割譲。ニーダーザクセン州のフェルデンを結ぶ「ブレミッシュ=フェルデン」が、神聖ローマ帝国の「帝国レーエン」となる。
- 1720年 - 大北方戦争終了後、ハノーファー選帝侯に従属。
- 1806年 - 自由ハンザ都市を名乗る。
- 1827年 - ブレーマーハーフェン建設。
- 1851年 - ブレーマーハーフェンが都市に昇格。
- 第二次世界大戦終了後の連合軍軍政期、ニーダーザクセン地域にあるブレーメンは港に近く、戦略的に重要だったためアメリカの支配下にあった。
政治
州の立法機関は、市議会 (Bürgerschaft) で、定数83のうち、8割をブレーメン市に2割をブレーマーハーフェン市に割り振っている。2003年の選挙以降、全体の定数を100から83に削減した結果、割り切れなくなったので、選挙ごとに調整される。2007年5月13日に行われた前回選挙での政党別議席配分は以下の通りである。7議席を獲得した左翼党は、旧西独部の州議会では初めての議席を獲得した。
- ドイツ社会民主党 (SPD) 33
- ドイツキリスト教民主同盟 (CDU) 23
- 同盟90/緑の党 (GRÜNE) 14
- 左翼党(Die Linke) 7
- 自由民主党 (FDP) 5
- ドイツ民族同盟 (DVU) 1
SPD と同盟90/緑の党が連立与党を組んでいる。この議会は、ブレーメン市の立法機関を兼ねる。これに対し、ブレーマーハーフェン市は独自に市議会をもっている。
行政機関である参事会 (Senat) は、議院内閣制の合議体で、他の州における州首相に相当する役職は、参事会議長兼第1市長である。第1市長は、市議会から多数決で選出される。通常は、第1党の党首が選出されるが、過半数の党がない場合は連立協議において話し合いがなされる。他の州とは異なり、議長以外の参事会員(閣僚)もまた、市議会での多数決で選出される。選出される資格として市議会議員であることは要求されていないが、議員の中から選ばれるのが慣例である。第1市長は、こうして選ばれた参事会員の中から代行をつとめる第2市長を選任する。参事会は、州だけでなくブレーメン市の行政執行も担当する。