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カバヤ食品株式会社(カバヤしょくひん)は、岡山県岡山市北区に本社を置く日本菓子メーカー。コーポレートメッセージは「おいしい夢をカタチにしたい」。

概要


創業。終戦間もない頃、岡山駅前の喫茶店の店舗裏で菓子製造を始めたのが会社の起源だという。社名の「カバヤ」の由来は、戦後間もない頃創業されたことから、平和を愛し、おとなしい動物であるというイメージを持つカバから採った実際のカバ、特に野生の個体は非常に獰猛だが、あえてイメージキャラにしている。

歴史


  • - 創業(当初は林原グループ)。キャラメル・キャンディの製造を開始。
  • - カバヤ販売(株)を設立。
  • - カバヤ文庫プレゼントキャンペーン開始。
  • - ガム・チョコレート製造開始。
  • - 清涼菓子「ジューC」製造開始。
  • - カバヤ販売を吸収合併、製販一体化。
  • - 「マスカットキャンディー」販売開始。
  • - 仏マジョレット社と提携し、ミニカーの販売開始。玩具菓子「ビッグワンガム」製造開始。
  • - 林原グループより離脱・独立。
  • - カバヤ第一食品(株)を吸収合併、大阪工場とする。
  • - 関東工場建設。
  • - CI導入、現ロゴマーク使用開始。
  • - グミの製造開始。
  • - 岡山工場を現在地へ新築移転。関東工場も生産ラインを増設。
  • - 創業50周年。「さくさくぱんだ」製造開始。
  • - 岡山工場に焼き菓子ラインを新設。大人向けブランド「カレーム」の立ち上げ。
  • - 「ピュアラルグミ」製造開始。カバヤ文庫やおまけ玩具などの展示施設を整備した工場見学ライン「カバヤライブラリー」開設。
  • - 創業60周年。「カバ車」の復刻。
  • - 「生キャラメル」製造開始。
  • - 創業65周年記念事業として「カバ車・ガールフレンド」を製作。関東第二工場を新設。

事業所


本社営業部・岡山工場
岡山市北区御津野々口1100
関東工場
茨城県常陸大宮市国長400
大阪工場
大阪市此花区伝法3-1-11

主な商品


  • ジューC(清涼菓子のロングセラー・看板商品。)
  • 生キャラメル
  • マスカットキャンディ
  • 沖縄黒飴
  • グミ(ピュアラルグミ、ツインボー、ふにょグミなど)
  • プレッツェル
  • チョコレート(あっさりショコラ、Quattro、さくさくぱんだ、プチパステル、プチプリンチョコなど)
  • クッキー(しっとりクッキー、バタークッキー、ざっくりクッキー、メローヌなど)
  • 玩具菓子(セボンスター、ジュエルボックス、ほねほねザウルスなど)

カバヤ文庫


カバヤ文庫(カバヤぶんこ)は、カバヤ食品の創業時の看板商品だった「カバヤキャラメル」の景品。キャラメルの箱の中に封入されていた「文庫券」(点数カード)を50点集めて、目録で「カバヤ児童文庫」(世界名作小説集)のタイトルを希望してカバヤ本社に郵送すると、希望通りの本が送られてくるというもの。からまでの3年間、キャラメルの販促キャンペーンとして実施した。現在はカバヤ文庫の全巻を岡山県立図書館で閲覧できる。また、同図書館のサイトでデジタル化した物を検索閲覧できる。[(岡山県立図書館所蔵)カバヤ児童文庫]

キャンペーン


から7年間、カバの胴体を象った宣伝カー「カバ車(カバしゃ)」を使ったキャンペーンも行うなど、地方に本社を置く製菓会社としては異色の宣伝活動を行った。この「カバ車」は、排気量1000ccのトヨペットトラックのシャーシを利用した車両で『バス・ジャパン』第8号 p.56、カバの背中にカバヤキャラメルの箱を載せるというスタイルであった『バス・ジャパン』第8号 p.57。車体製作は広島ボディーが担当、設計にあたってはモックアップとして実物大のクレイモデルを作成し、それに合わせて手作業で車体を製作した上で架装したが、製作に半年を要した。標準的なベース車両の価格が当時約40万円だったのに対して、「カバ車」は1台約125万円であった。15台が製造されたが、全て手作業による製作だったため、1台1台が微妙に表情が変わっていたという。完成した車両は、4月に岡山市立出石小学校の校庭でお披露目を行った上で、日本全国を走行し、話題を提供した。山道で「カバ車」と対向した馬車馬が動かなくなったり、農作業中の牛が「カバ車」を見て暴れだした、というエピソードが残されている。しかし、交通規制等の理由により、「カバ車」は昭和30年代に全て廃車となった。現存する車両はなく、本社にミニチュアモデルが残されただけであった

一方で、から2年間、本物のカバを乗せた移動動物園を販促キャンペーンの一環として行い、日本各地を回ったこともあった。

、創業60周年の記念事業として「カバ車」復刻プロジェクトが始動カバヤに持ちかけて当初この計画を立ち上げたのは兵庫県尼崎市にある工業高校長。ベース車両はトヨタ・エスティマ。さらに移動動物園巡業に同行したカバ「デカ当時は「カバ子」と「カバ車」を対面させるという計画もあった「デカ」は2010年8月5日に石川県能美市いしかわ動物園で死亡。推定年齢は58歳だった。人間に換算すると100歳以上で、動物園で飼育されているカバとしては日本最長寿、世界でも第2位の長寿であった(共同通信「58歳国内最高齢のカバ死ぬ カバヤ食品、宣伝で活躍」、47NEWS 2010年8月5日 2010年8月6日閲覧)。

、創業65周年の記念事業として「カバ車・ガールフレンド」を製作。カバ車2台の名称を「クッキーくん」、「チョコちゃん」に決定した。

食玩


各種の食玩を販売するメーカーとしても知られている。その先駆けとなった発売の「ビッグワンガム」は、あくまで「おまけ」としてプラモデルが付いていて、長期に渡って発売されるロングラン商品となった。その系統ではトランスフォーマーシリーズ勇者シリーズ等のロボットアニメの食玩も数多く、玩具メーカーで商品化されなかったロボットが食玩で登場したケースもある。、デンマーク玩具メーカー、レゴ社の日本法人・レゴ・ジャパンと提携し、レゴブロック付きの清涼菓子(ラムネ)を発売した。また、フランスの玩具メーカー・マジョレット()のミニカーも継続的に(「おまけ」として)輸入・販売し続けている。

他にもDVDCD付きガム(食玩CD)など、バラエティに富む商品が発売されている。

カバヤオリジナル食玩


など

提供番組

現在の提供番組


  • 無し。

過去の主な提供番組


脚注

関連会社


関連項目


  • 堀内恒夫(元東京読売巨人軍投手/現役時代にカバヤ食品のコマーシャルに出演していた)
  • アラーの使者(テレビ番組。架空の国カバヤン王国のココナツ王子を助ける正義の味方「アラーの使者」の活躍を描く冒険活劇。カバヤ食品がスポンサーで、物語の舞台となるカバヤン王国は社名から、ココナツ王子は当時の主力商品「カバヤココナツキャラメル」からネーミングされた)
  • 西部警察 PART-III(同番組の岡山ロケ編で登場)
  • 勇者シリーズサンライズ制作の人気ロボットアニメシリーズ。同社は同シリーズのおまけ付き菓子(チョコスナック板ガム)をシリーズ各作品ごとに複数発売)

参考文献


外部リンク




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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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