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エーゲ海( ; ; )は、地中海の東部、西はギリシャ半島、東はアナトリア半島に面した入り江状の海域。
概説
エーゲ海の島々はいくつかの諸島に分類される。北エーゲ諸島、エヴィア島、スポラデス諸島、キクラデス諸島、サロニカ諸島、ドデカネス諸島それにクレタ島である。これらの島々は良港を備えているが、古代、中世にはエーゲ海の航海は決して安全なものではなかった。
地理
範囲
国際水路機関は、地中海の下位区分としてエーゲ海を定義しており、以下の地点および海岸に囲まれた海を指す。
- ヘレス岬
- Kum Kale
- 小アジア西海岸
- 小アジア本土 アスプロ岬
- ロドス島 北東端 - 南東端
- カルパトス島
- クレタ島 北東端
- クレタ島北岸
- クレタ島 北西端
- アンディキティラ島
- キティラ島
- ギリシャ本土サンタマリア岬()
- ギリシャ半島東海岸
- ヘレス岬
エーゲ海の南部をクレタ海とすることもある。
島
エーゲ海は大小合わせておよそ 2,500 の島々が浮かぶ多島海である。大半はギリシャに属しているが、ボズジャアダ(ボズジャ島、Bozcaada)とギョクチェアダ(ギョクチェ島、Gökçeada)についてはトルコ領となっている。エーゲ海沿岸はリアス式海岸が多く、天然の良港になっている。
歴史
周辺はエーゲ文明の発祥地。古代には、クレタ島のミノス文明とペロポネソス半島のミケーネ文明が誕生した。さらに時代を下ると、アテナイやスパルタに代表される多くの都市国家により形成された古代ギリシャ文明が生じた。他にもペルシャ、ローマ帝国、東ローマ帝国、ヴェネツィア、そしてオスマン帝国がエーゲ海周辺に国家を形成した。ヨーロッパとアジアを結ぶ中継地として中世以降も繁栄した。
産業
火山島が多く、大理石や鉄の産地でもある。クレタ島のような比較的面積の大きな島には肥沃な耕地が広がるが、多くの島は農業に適していない。しかし、地中海性気候のためまばゆい太陽が輝く夏季には太陽に恵まれない地域から多くの観光客が訪れる。
脚注
関連項目