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アドリアノープル条約(Treaty of Adrianople)は、1828年から1829年にかけてのロシア・トルコ戦争(露土戦争)における講和条約。1829年に締結された。
概要
1821年に勃発したギリシア独立戦争に対して、ロシア帝国はこれを支持する態度をとった。穀物輸出を重要な国家財源とするロシアにとって、黒海・エーゲ海における影響力を強化することは、その販路を確保することにつながるため、この独立戦争に乗じてオスマン帝国に対する圧力を強化しようという狙いがあった。1828年に単独でオスマン帝国と開戦したロシアは、翌1829年にアドリアノープル条約を受け入れさせた。その内容は以下のようなものであった。
- ギリシアの自治を承認
- ドナウ河口、カフカース地方のうち黒海沿岸地域をロシアへ割譲
- モルダヴィア・ワラキア・セルビアの自治を承認
- ロシア船舶がボスフォラス海峡・ダーダネルス海峡を自由に通行することを承認
この条約で前進したロシアの南下政策は、1833年のウンキャル・スケレッシ条約(Treaty of Hünkâr İskelesi)で、さらに推進されることになる。
関連項目
講和条約
ロシアの講和条約
ロシア帝国の条約
オスマン帝国の条約
ギリシャ独立戦争
近代ギリシャ史
露土関係
1829年の法
エディルネ